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【クリムトとシーレ】 エリーゼのために

*『BUCK-TICK祭り』の間、期間限定で記事のタイトルや本文にBUCK-TICKに絡めたネタを少し。
隙間時間にちょこっとずつ足していこうと思います。


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英国60年代のグラムロック ⇒ デビッド・ボウイ経由で
クリムトやシーレやらバウハウスやらクラフトワークやら色々と惹かれていくようになり・・・
やがて、BUCK-TICKへ・・・

(*他にも好きなバンドやアーティスト、クリエイター、音楽家、画家はたくさんいるけど、
特に心奪われる作品をつくられる方をチョイスしました)

”節操のない人”に成長した私

・・・ではありますが、

「クリムトとシーレ、どっちが好み?」と問われると、

「(どちらかというと、より強く惹かれるのは)クリムトかな」と答えてマス(^-^)

シーレ(の絵も含めて)って、どこか悲哀に満ちていて、寂しげで、“愛を乞う人”のようなイメージ
「まるごと自分を受け止めて欲しい」感(欲求のようなもの?)が静かに、じわじわと迫ってくる感じがして・・・

自分に余裕のないときは、画集を開く気になれないな。

彼の心に触れることにためらいが出てしまうのでしょうか。

「毒を喰らわば、皿まで」って言いきれる、心に余裕のあるときじゃないと
近づいては行けない人のような・・・そんな気持ちになってしまうのです。

【クリムトとシーレ】 エリーゼのために_e0238829_20415489.jpg


対するクリムトは・・・

この花と色彩の連なりのイメージ
晩年になって、大きく画風が変化(描く対象物が変わった)したように言われてますが、
最初から最後まで“クリムトはクリムト”
一切のブレを感じさせない稀有なる人。

堕天使と悪魔が手を取り合い、静かにワルツを踊るような・・・
2つの相反する要素がひとつに混ざり溶けあうところに不思議と惹かれるというか・・・
「魔がさした」と言った方が的確かな。


作品はもちろんのこと、
画家として・人としての在り方もひっくるめて、ふたりとも何故か心惹かれるタイプなんですけどネ。
(伝記上の彼等は“どうしようもないくらい神経質で堕落した生活の、愛すべきお馬鹿さん”として
描かれていることが多いようですが^_^; )

おふたりとアルコール片手に談笑してみたい!です。

お酒が進み、話も弾む、そんな楽しい時間が過ごせそう♪



“英雄、色を好む”と申しますが、
さて、あなたはどちらの色がお好みですか?

by peace-and-piece39 | 2014-01-24 10:07 | きゅん!なヒト・モノ・コト